ゴルフコンペの開会式で、一番最初に任される「主催者や幹事の挨拶」。
たった1~2分の短いスピーチですが、参加者の雰囲気を決める大切な役割があります。
とはいえ、
「何を話せばいいのか分からない…」
と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、主催者・幹事として冒頭で行う挨拶について、基本の流れや例文、便利なフレーズ集などをご紹介します。
開会式の挨拶に自信を持って臨めるよう、ぜひ参考にしてみてください。
ゴルフコンペ開会式|挨拶の基本構成

ゴルフコンペの開会式での挨拶は、
「始まり → 感謝 → 趣旨説明 → 注意喚起 → 激励 → 締め」
という6つのステップで構成するとまとまりがよく、聞く側も安心して受け止められます。
1.開会の宣言
まずは、開会の宣言をします。
たとえば、
「それでは〇〇ゴルフコンペを開会いたします」
とシンプルに伝えるだけで十分です。
2.主催者・参加者への感謝
次に、参加してくれた人への感謝を伝えます。
たとえば、
「本日はご多忙の中、多くの方にお集まりいただき、心より御礼申し上げます」
といった表現が定番です。
また、会社関係のコンペであれば、
「日頃よりお力添えをいただき、ありがとうございます」
と一言添えると好印象です。
3.コンペ開催の趣旨・目的
ここでは「なぜこのコンペを開いたのか」を簡単に伝えます。
たとえば、
- 「日頃の感謝を込めて皆さまに楽しんでいただきたい」
- 「親睦を深める場にしたい」
といったものです。
長く説明する必要はなく、1~2文で十分です。
4.安全やマナーに関する一言
ゴルフは屋外スポーツなので、安全やマナーに触れる一言があると安心感が生まれます。
例としては、
「本日は怪我のないよう安全第一でお願いいたします」
など、参加者が意識しやすい言葉が良いでしょう。
特に初参加者がいる場合は、軽くマナーに触れておくと親切です。
5.競技の健闘を祈る言葉
いよいよゴルフらしい一言を添えます。
「本日のスコアはもちろん、和やかなプレーを楽しんでいただければ幸いです」
といった前向きな言葉なら、会場の雰囲気を盛り上げられます。
6.締めの言葉
最後に挨拶をまとめて締めます。
例としては、
「それでは本日一日、どうぞよろしくお願いいたします」
といった簡潔な言葉で終えるとスマートです。
ゴルフコンペ開会式の挨拶例文|シーン別に紹介

開会式の挨拶は、参加するメンバーやコンペの雰囲気によって工夫するのがポイントです。
ここでは、シーン別にすぐ使える挨拶例文をご紹介します。
会社や取引先を招いた場合の挨拶例文
「ただいまより、第〇回〇〇ゴルフコンペを開会いたします。
本日はご多忙の中、こうして多くの皆さまにご参加いただき、心より御礼申し上げます。
日頃より公私ともにお力添えをいただいておりますこと、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
本コンペは、日頃の感謝の気持ちを形にするとともに、参加者同士の親睦をより一層深めていただければとの思いで企画いたしました。
本日は天候にも恵まれましたので、どうぞ怪我や事故のないよう、安全第一でプレーをお楽しみください。
皆さまの健闘と、本日のコンペが有意義な一日となることを祈念いたします。
それでは、本日一日どうぞよろしくお願いいたします。」
友人同士・カジュアルなコンペの挨拶例文
「それではこれより、第〇回〇〇ゴルフコンペを始めたいと思います!
今日はお忙しい中、たくさんの仲間に集まっていただき本当にありがとうございます。
このコンペは、普段の練習の成果を試しつつ、気軽に楽しくプレーしていただければという思いで企画しました。
ケガや事故のないよう安全第一で、またスムーズな進行にもご協力いただければと思います。
それぞれベストスコアを目指しつつ、何より一日楽しんでいきましょう!
本日はよろしくお願いします!」
来賓や特別ゲストがいるコンペの挨拶例文
「皆さま、おはようございます。ただいまより〇〇ゴルフコンペを開会いたします。
本日はご多忙の中、特別ゲストとして〇〇様をはじめ、多くの皆さまにご参加いただき、心より御礼申し上げます。
このコンペは、親睦を深めるとともに、日頃の感謝をお伝えする場として企画いたしました。
プレー中はどうぞ安全に、またマナーを守って進行にご協力いただければ幸いです。
本日は日頃の疲れを忘れ、プレーと交流を存分に楽しんでいただければと思います。
それでは皆さま、本日一日どうぞよろしくお願いいたします。」
短めでスマートにまとめたい場合の例文
「おはようございます。ただいまより、〇〇ゴルフコンペを開会いたします。
本日はご多忙の中お集まりいただき、誠にありがとうございます。
本コンペは、皆さまの交流と親睦を深めることを目的としております。
プレー中は安全とマナーにご配慮いただき、思い切り楽しんでいただければ幸いです。
それでは本日一日、よろしくお願いいたします。」
ゴルフコンペの挨拶で使える便利なフレーズ集

開会式の挨拶は、長い文章を丸暗記するよりも「使えるフレーズ」をいくつか知っておくと安心です。
ここでは、
- 季節の挨拶
- 感謝を伝える言葉
- ラウンド前にふさわしい言葉
の3つに分けてご紹介します。
季節の挨拶(春・夏・秋・冬)
季節を感じる一言を入れると、場の雰囲気が柔らかくなります。
難しく考えず、天候や自然の様子に触れるだけで十分です。
- 春:「新緑が気持ちいい季節に、皆さんとご一緒できて嬉しく思います」
- 夏:「暑い中での開催になりますが、水分補給をしながら元気に楽しみましょう」
- 秋:「紅葉が美しい季節、最高のコンディションでプレーできそうですね」
- 冬:「寒さに負けず、心も体も温まるような一日にしたいと思います」
短いフレーズでも、その日の気候に合った一言を添えると「気配りがある人」という印象になります。
感謝を伝えるフレーズ
開会式の挨拶では、参加者や関係者への感謝を忘れずに伝えましょう。
フォーマルな場でもカジュアルな場でも、丁寧な印象を与えてくれますよ。
- 「本日はご多忙の中、お集まりいただきありがとうございます」
- 「日頃からご支援いただき、心より感謝申し上げます」
- 「このように皆さんと楽しい時間を過ごせることを大変嬉しく思います」
- 「遠方からお越しいただいた方々、本当にありがとうございます」
これを最初に入れるだけで、聞き手の心をつかみやすくなります。
ラウンド開始前にふさわしい言葉
いよいよスタート!というときに添えると雰囲気が明るくなるフレーズです。
堅すぎず、前向きな一言を選びましょう。
- 「まずはケガなく、安全に一日を楽しみましょう」
- 「スコアも大切ですが、今日は親睦を深めることを第一に」
- 「ナイスショットを目指して、思い切りプレーしましょう!」
- 「勝ち負けよりも、笑顔で18ホール回れることが一番です」
このような言葉を入れると、参加者全員がリラックスしてゲームを始められます。
まとめ
ゴルフコンペの開会式挨拶は、難しく考える必要はありません。
「始まり → 感謝 → 趣旨説明 → 注意喚起 → 激励 → 締め」
という基本の流れを意識するだけで、誰でもスムーズに話せます。
大切なのは、上手に話すことよりも 参加者への気配りや歓迎の気持ちを伝えることです。
本記事で紹介した例文やフレーズをアレンジして、自分らしい挨拶をしてみてください。
▼ゴルフコンペ幹事の不安をゼロにしたいあなたに。