ゴルフコンペ終了後に行われる表彰式や懇親会。
最後には「締めの挨拶」で大会を締めくくるのが一般的ですが、
「最後の締めの挨拶、何を話せばいいのか分からない…」
と悩む幹事さんや主催者の方も少なくないのではないでしょうか。
そこで本記事では、ゴルフコンペパーティーの締めの挨拶について、例文と押さえるべきポイントを解説します。
締めの挨拶に自信を持って臨めるよう、ぜひ参考にしてみてください。
ゴルフコンペパーティー締めの挨拶で盛り込むべきポイント

締めの挨拶は、ゴルフコンペ全体の印象を左右する大切な「まとめの時間」です。
ここでは、挨拶の中にぜひ盛り込んでおきたい4つの要素をご紹介します。
お礼(参加者・協賛・スタッフへ)
まず一番大切なのが、「感謝の気持ち」を伝えることです。
参加者の皆さんに向けて、
「本日はご参加ありがとうございました」
と素直に伝えるだけでも、会場の雰囲気が和らぎます。
また、協賛企業がある場合は、
「ご協賛いただいた○○様、誠にありがとうございました」
と名前を出してお礼をすると、丁寧で印象が良くなります。
運営に協力してくれたスタッフ(ゴルフ場の方や幹事仲間)への感謝も忘れずに伝えましょう。
大会全体の感想やエピソード
続いて、今日1日を振り返るような一言を加えると、共感が生まれやすくなります。
たとえば、
「天候に恵まれて本当に気持ちの良い一日でした」
「皆さんのプレーぶりを見て、笑いあり驚きありのコンペでした」
など、ざっくりとした感想で構いません。
もし時間に余裕があれば、ちょっとした面白いエピソードを交えても、会場が和むきっかけになります。
次回開催への期待・宣言
次回へのつながりを感じさせる一言を入れると、より良い締めになります。
たとえば、
「来年もこのようなコンペを開催できたらと思っております」
「また皆さんとコースでお会いできることを楽しみにしています」
など、前向きな言葉で締めくくりましょう。
締めの言葉
最後は、「締め」の言葉です。
「それではこのあたりで、本日のゴルフコンペを締めさせていただきます」
といった簡潔な表現で問題ありません。
場の雰囲気によっては、
- 一本締め
- 三本締め
- 万歳三唱
などの掛け声を入れて終えるケースもあるでしょう。
ですが、無理に盛り上げようとしすぎず、自然に終わるのが一番スマートです。
【シーン別】ゴルフコンペパーティー締め挨拶の例文集

ここでは、シーン別に使いやすい例文をご紹介します。
ご自身の立場や会の雰囲気に合ったものを参考にしてみてください。
幹事・主催者が話す場合
社長・上司が話す場合
気軽な仲間内コンペの場合
ゴルフコンペパーティー締めの挨拶をする時の注意点

締めの挨拶は、「どう話すか」、「どんな雰囲気で話すか」も非常に重要です。
ここでは、締めの挨拶を成功させるためのポイントを2つご紹介します。
笑顔・声のトーンに気をつける
内容がしっかりしていても、表情や声の出し方ひとつで印象は大きく変わります。
特に締めの挨拶では、明るい表情と落ち着いたトーンを意識しましょう。
緊張していても、にこやかに笑顔で話すだけで、聞いている人も安心します。
また、声が小さいと聞こえづらくなり、締めとしての説得力が弱まります。
少しだけ意識して、はっきりと通る声で、ゆっくり話すのがおすすめです。
締めの挨拶前に場の空気をよく観察する
挨拶を始めるタイミングも、実はとても大事です。
たとえば、
- 周囲がまだ会話に夢中
- 食事や表彰の余韻が残っている
こういった中で急に話し始めてしまうと、注目されずに終わってしまう可能性もあります。
そこで、挨拶をする前に会場の空気を一度よく観察することをおすすめします。
- 「皆さんが席について落ち着いてきたかな」
- 「会話がひと段落したかな」
などを見計らってから、軽く一言、
「そろそろ締めさせていただきますね」
と声をかけてから始めると、自然に注目が集まりますよ。
ゴルフコンペパーティー締めの挨拶まとめ
締めの挨拶では、以下のポイントを盛り込むことで、自然な流れで締められます。
- 参加者・協賛・スタッフへのお礼
- 大会全体の感想や雰囲気
- 次回開催への意欲や一言
- しっかりと締める言葉
難しく考える必要はありません。
「ありがとう」の気持ちをまっすぐ伝えれば、それだけできっと温かい締めくくりになるはずです。
この記事でご紹介した例文やポイントを参考にして、ぜひ自分らしい挨拶で気持ちよく締めてみてくださいね。
ちなみに、他のシーンの幹事挨拶については、以下の記事でまとめています▼



