仕事の一環として誘われることもある「社内ゴルフ」。
いざ断ろうとメール返信しようとするも、
「どんな断り方なら失礼にならないだろうか…？」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、社内ゴルフを角を立てずに断るためのメール文例と注意点をわかりやすく紹介します。
上手に断るためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
社内ゴルフをメールで断る際に気をつけたい3つのポイント
社内ゴルフを断るときは、内容だけでなく、伝え方にも気を配ることが大切です。
ここでは、失礼にならず、関係も保てるメールの書き方のポイントを3つ紹介します。
書き出しは感謝の一文から始める
断るメールでも、まずはお誘いへの感謝を伝えるのが基本です。
例えば、以下のような一文を先に入れることで、印象がやわらぎます。
「このたびはお声がけいただき、ありがとうございます。」
「お誘いいただき、誠にありがとうございます。」
こういった一文を入れることで、相手を立てる姿勢が伝わり、文全体の印象もやわらかくなります。
断る理由は柔らかく簡潔に
社内ゴルフを断る際は、理由を一言添えるのが無難です。
ただし、細かく説明する必要はなく、柔らかく伝えるのがポイントです。
例えば、
「あいにくその日は所用がありまして…」
「体調が万全でなく、今回は控えさせていただきます」
といった表現であれば、相手に余計な詮索をさせることなく、自然に断ることができます。
あくまで大切なのは、相手が不快にならない範囲で理由を伝えること。
それだけで、断りのメールでも相手への配慮を感じてもらえます。
フォローの一言を添える
断る内容を伝えたあと、最後に軽いフォローの一文を添えましょう。
例えば、
「また別の機会がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。」
「お声がけいただきありがとうございました。」
などを加えるだけで、誘ってくれたことへの感謝の気持ちや、相手への気遣いがしっかり伝わります。
ここで大事なのは、次回の参加を約束する必要はないということ。
あくまで「今回のお誘いに対して丁寧にお断りしている」という姿勢を見せることが大切です。
その一文があるだけで、印象は大きく変わります。
社内ゴルフ断りメールの文例3選【ケース別】
社内ゴルフを断る際は、状況に応じた伝え方が大切です。
ここでは、よくあるシーン別に、実際に使えるメール文例3つをご紹介します。
プライベート予定がある場合のメール例
件名：〇月〇日のゴルフについて
〇〇課長
お世話になっております。〇〇部の〇〇です。
このたびはゴルフのお誘いをいただき、誠にありがとうございます。
大変ありがたいお話なのですが、あいにく〇月〇日は以前より私用の予定が入っており、参加が難しい状況です。
ご一緒できず申し訳ありませんが、またの機会がございましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
体調を理由にする場合のメール例
件名：ゴルフのお誘いの件（ご返信）
〇〇部長
お疲れ様です。〇〇部の〇〇です。
このたびはゴルフのお誘いをいただき、ありがとうございます。
せっかくお声がけいただいたのですが、最近体調が優れず、長時間の屋外活動は控えている状況です。
誠に恐縮ではございますが、今回は参加を見送らせていただければと思います。
また体調が回復しましたら、ぜひご一緒させていただければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
常連でも丁寧に断るための文例
件名：〇月〇日ゴルフの件（ご返信）
〇〇さん
いつもお世話になっております。〇〇部の〇〇です。
今回もゴルフのお誘いをいただき、ありがとうございます。
毎回楽しくご一緒させていただいているのですが、〇月〇日は別件の予定があり、今回は残念ながら参加が難しい状況です。
ご一緒できず申し訳ありませんが、皆さまで楽しまれてください。
また次の機会に参加させていただければと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。
社内ゴルフのメールでの断り方まとめ
社内ゴルフのお誘いを断る際は、相手への配慮を忘れず、丁寧に対応することが大切です。
以下の3つを意識することで、失礼のない断り方ができます。
- 最初に感謝の気持ちを伝える
- 理由は柔らかく、簡潔に伝える
- 最後にフォローの一言を添える
丁寧さと思いやりを大切にすれば、社内の人間関係を保ちながら、無理なく断ることができます。
ぜひ今回のポイントを参考に、スマートに対応してみてください。
