冬のゴルフでは、枯れた芝生や雪の影響で、打ったボールがどこに飛んだのか分かりにくくなることがあります。
そのため、
「冬はどんな色のボールを選べばいいのだろう…?」
と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言えば、冬ゴルフでおすすめのカラーは、次の4つです。
- オレンジ:霜や枯れ芝の上でもよく目立つ万能色
- イエロー:曇天や薄暗い時間帯に強い
- ピンク:雪景色とのコントラストが高く視認性◎
- 赤:状況次第で有効な場面あり
本記事では、冬に最適なゴルフボールの色と、見えやすさを重視した選び方のポイントを解説します。
冬のラウンドを楽しむためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
冬はゴルフボールの色選びが重要

ここからは、なぜ冬にボールの色選びが大切なのかを、具体的にご紹介していきます。
枯れ芝や霜、雪で白いボールが見えにくくなる
冬になると、ゴルフ場の芝は青々とした夏場とは違い、茶色く枯れた色になります。
また、早朝は霜が降りて地面が白く光ることもありますし、地域によっては雪が残っているコースもあります。
こうした状況で白いボールを使っていると、背景と同化してしまい、
- ボールの落下地点が分からない
- そもそもボールを見失ってしまう
といったケースが非常に多くなるのです。
曇り空や早朝の暗さも視認性を下げる
冬は日照時間が短くなります。
特に早朝や夕方のラウンドでは、太陽の位置が低いため、光の加減でボールがとても見づらくなることがあります。
さらに、曇り空の日も多い季節です。
そのため、白いボールが空に溶け込んでしまい、打球の行方を見失う原因にもなります。
特にティーショットでは、打った瞬間にボールの軌道を見失うケースがよくあります。
自分では「ナイスショット!」と思っても、着地点が分からずにボールを探す羽目になることも。
ボールを見失うとスコアにも悪影響
ゴルフにおいて、ボールを見失うのは単に「探す手間がかかる」だけではありません。
ルール上、3分以内にボールを見つけられなければロストボール扱いとなり、
1打罰+元の位置から打ち直し
というペナルティが課されます。
つまり、ボールの見えにくさ=スコアへのリスクにつながるということです。
さらに、無理に探し続けることで、ラウンド全体のペースを乱してしまうこともあります。
冬は、寒さで体が動きづらく、集中力も切れやすい季節。
だからこそ、「見える色のボール」を選ぶことが、スコアアップにもつながる大事なポイントになるのです。
冬ゴルフにおすすめのゴルフボールの色

ここでは、冬におすすめのボールカラーとその特徴を、わかりやすくご紹介します。
オレンジ:霜にも枯芝にも強い万能色
オレンジ色は、冬のゴルフで最もバランスの取れた万能カラーといえます。
特に、
- 早朝の霜が降りたフェアウェイ
- 茶色く枯れた芝の上
などでは、オレンジがしっかりと際立ちます。
また、晴れの日でも曇りの日でも視認性が高く、落下地点の確認がしやすいため、ボールを見失うリスクが大幅に減少します。
空中でも地面でも目立ちやすいので、初心者からベテランまで幅広く使いやすい色です。
イエロー:曇天でも視認性抜群
イエロー(蛍光イエロー)は、曇り空や夕方など光が少ない時間帯に強い色です。
特に、ティーショットで空を見上げたときにボールの軌道が追いやすくなるのが特徴。
明るい黄色は目に優しく、それでいてしっかりと視界に入ってくるので、多くのゴルファーに支持されています。
緑の芝とのコントラストも出やすく、日中のプレーでも安心感がありますよ。
ピンク:雪景色とのコントラストが◎
冬のゴルフ場に雪が残っている地域では、ピンク色のボールが非常に見やすいです。
雪の上に白いボールを打つと、見えなくなってしまいますが、ピンクならはっきりとコントラストが出て目立ちます。
女性だけでなく、男性でも「冬だけピンクボールを使う」という人は少なくありません。
また、視認性に加えて、気分も明るくなる色でもあります。
寒さで沈みがちな冬ゴルフにちょっとした楽しさを加えてくれますよ。
赤:条件付きで有効な場面あり
赤のボールは、場面を選べば冬でも効果的に使える色です。
なぜなら、曇天でも比較的空中で見やすく、オレンジほど明るくない分、まぶしすぎないという利点があるからです。
ただし、枯れた芝の上では背景と同化しやすいため、注意が必要です。
冬に最適なゴルフボールの色まとめ
冬のゴルフは、芝の色や天候の影響で、ボールが見えにくくなることが多い季節です。
だからこそ、冬ゴルフでは「見えやすい色のボール」を選ぶことがとても大切です。
- オレンジ:霜・枯れ芝でも見やすい
- イエロー:曇り空や薄暗さに強い
- ピンク:雪とのコントラスト◎
- 赤:条件次第で使える
見えやすい色を選ぶことで、ボールを探す時間が減り、プレーがスムーズになります。
結果的に、スコアアップにもつながる可能性があります。
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