ビジネスシーンで活用されることも多いゴルフ。
社外の方をお誘いする際、

どんな文面にすれば失礼がないのだろうか…?
と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
- 社外へのゴルフお誘いメールの基本構成
- 接待用・親睦会用それぞれの書き方のポイント
- 社外へのゴルフお誘いメールの例文
について、わかりやすくご紹介します。
相手に好印象を与えつつ、自然に誘えるメールを作るヒントとして、ぜひお役立てください。
社外へのゴルフお誘いメールの基本構成

ここでは、基本的なメール構成の流れを紹介します。
① 挨拶と前置き
まずは、あいさつや相手への配慮から入るのが基本です。
たとえば、
「いつも大変お世話になっております。」
といった一文を添えることで、突然の連絡でもやわらかく自然な印象になります。
また、ゴルフの話題に入る前に、
「今回は○○の件でご連絡差し上げました」
といったように、メールの目的を最初に一言添えるのも大切なポイントです。
② お誘いの内容
「お誘い」の部分では、以下のような情報を過不足なく、丁寧に伝えるようにします。
- 開催日・時間
- 場所(ゴルフ場の名前)
- 集合場所や交通手段(必要があれば)
- ラウンドの形式(カジュアルな集まりなのか、競技会形式なのか)
この段階では、一方的に“参加をお願いする”のではなく、選択肢を持たせた表現が望ましいです。
たとえば、
「ご都合が合えば、ぜひご一緒いただけますと幸いです」
のように、断りやすさにも配慮した言い回しが自然です。
③ 締めと返信依頼
最後は、返信のお願いとともに、相手への気遣いが伝わる言葉で締めくくるのが理想的です。
たとえば、
「ご検討のうえ、ご都合をお知らせいただけますと幸いです。」
「お忙しい時期かと存じますので、ご無理のない範囲でご返信いただければと思います。」
といった一文を添えることで、丁寧な印象で結ぶことができます。
また、社外の方へのメールでは、署名を正しく記載することも忘れずに。
所属・氏名・連絡先を明記することで、連絡の取りやすさや信頼感が自然と高まります。
【接待・親睦会】社外へのゴルフお誘いメールの書き分け

お誘いメールを送る場合、
- 接待なのか
- 親睦目的なのか
によって、言葉選びを少し工夫することが大切です。
ここでは、それぞれの目的に応じた文面の特徴や配慮すべきポイントを解説します。
接待ゴルフの場合
接待ゴルフは、ビジネス関係の深化を目的とした、いわば“仕事の延長”の場です。
そのため、丁寧で誠意のある文面が求められます。
具体的には以下の点に配慮しましょう。
- 「日頃の感謝」を一文添える
- 仕事の話が前提であることを、やわらかく伝える
- 「ご都合が合えば」など、相手が断りやすい表現で圧を与えない
また、開催場所やラウンドの内容が、過度にカジュアルになりすぎないよう注意します。
服装や持ち物など、先方が不安に感じそうな点があれば、一言添えておくと親切です。
親睦ゴルフの場合
親睦ゴルフでは、丁寧さの中に親しみやすさを感じさせる文面が適しています。
すでに面識のある相手や、関係を深めたい相手には、やわらかい言い回しを取り入れると自然です。
たとえば、以下のような配慮が挙げられます。
- 関係性を縮めたい意図をさりげなく伝える
- リラックスした雰囲気を伝え、参加のハードルを下げる
- 相手に無理をさせない、柔らかい締めくくり
このように、ビジネス感をやわらげながらも、最低限の礼儀は保つことが大切です。
特に、ゴルフに不慣れな方への配慮があると、より好印象につながります。
社外へのゴルフお誘いメールの例文

実際に使えるお誘いメールの文例を、親睦会用と接待用に分けてご紹介します。
場面に合わせて文面を調整する際の参考にしてみてください。
接待用のお誘いメール例文
件名:ゴルフラウンドご招待の件(○月○日予定)
○○株式会社
○○部 ○○様
平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
株式会社△△の□□でございます。
このたび、日頃のご厚意に感謝の意を込めまして、弊社主催にてゴルフラウンドの機会を設けたく、ご連絡差し上げました。
ご都合がよろしければ、ぜひご一緒いただけますと幸いです。
今後のご相談や情報交換の機会として、リラックスしたひとときを過ごせればと考えております。
■日時:○月○日(○) 午前7:30集合
■場所:○○ゴルフクラブ(〒000-0000 ○○県○○市)
■形式:18ホール/キャディ付き
■費用:プレーフィー等はこちらでご用意いたします
■備考:服装・持ち物などでご不明点がございましたらお気軽にお知らせください
ご無理のない範囲でご検討いただけますと幸いです。
○月○日頃までにご返答いただけますとありがたく存じます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社△△
営業部 □□
TEL:00-1234-5678
Mail:
親睦会・懇親会用のお誘いメール例文
件名:ゴルフ懇親会のご案内(○月○日開催)
○○株式会社
営業部 ○○様
いつも大変お世話になっております。
株式会社△△の□□です。
このたび、日頃のご交流に感謝を込めて、ささやかではございますがゴルフ懇親会を企画いたしました。
ご多忙の折とは存じますが、○○様ともゆっくりお話しできる機会になればと思い、ご案内させていただきます。
下記の通り予定しておりますので、ご都合がよろしければぜひご参加いただけますと幸いです。
■日時:○月○日(○) 午前8:00集合
■場所:△△カントリークラブ(〒123-4567 ○○県○○市?)
■形式:カジュアルな親睦ラウンド(セルフ・4名1組)
■備考:服装は自由ですが、ドレスコードがございますのでご不明点があればご相談ください
お気軽にご検討いただければ幸いです。
ご参加可否につきまして、○月○日頃までにご返信いただけますと助かります。
何卒よろしくお願いいたします。
株式会社△△
営業部 □□
TEL:00-1234-5678
Mail:
社外へのゴルフお誘いメールに関するまとめ
社外の方にゴルフへお誘いするメールは、相手に配慮した伝え方が求められます。
特に、
- 接待か親睦かによって、言葉づかいや文面のトーンを使い分ける
- 「断っても気まずくない」ような柔らかい表現を選ぶ
- 相手が不安に感じそうな点(服装・交通手段など)には一言添える配慮
といった小さな工夫が、印象を大きく左右します。
本文で紹介した例文や構成をベースに調整すれば、丁寧かつ自然なお誘いメールが書けるはずです。
相手への気づかいを大切に、気持ちの伝わるメールづくりを心がけてみてください。


