社名を出す立場として、丁寧に準備したいゴルフコンペの協賛品。
ただ、いざ「のし」を用意する際に、
- 「表書きって“協賛”でいいの?」
- 「商品券の場合は、なんて書けばいいのだろうか…?」
と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、ゴルフコンペ協賛品の「のし」の正しい書き方と、TPOに合わせた表書きの使い分けをまとめました。
ビジネスの場にふさわしい形で協賛の品をお渡しできるよう、ぜひお役立てください。
ゴルフコンペ協賛品|のし紙の基本と書き方

ここでは、基本的なマナーや表書きの使い分けについてわかりやすく解説します。
のし紙は紅白蝶結びを使う
ゴルフコンペは「慶事」に近いイベントとされます。
そのため、紅白蝶結びの水引を使った「のし紙」が基本です。
表書き(上段)の書き方

「協賛品」とそのまま書いてもいいのだろうか?
そう迷う方も多いのではないでしょうか。
たしかに、
- 「御協賛」
- 「協賛」
といった表書きは、協賛者であることをストレートに示す表現です。
そのため、場によっては目立ちすぎる印象を与えてしまうこともあります。
しかし、ビジネスの場で「協賛」という言葉自体が失礼にあたるわけではありません。
たとえば、以下のようなケースでは「御協賛」と書いて問題ありません。
- すでに協賛社としてリストアップされている
- 主催者と深い取引関係がある
- 社名やロゴを広く認知させたい
一方で、「協賛品」と書くと、やや事務的で無機質な印象になり、表書きには不向きです。
「協賛品」はあくまで社内や業務上で使う呼称。
なので、外部向けの贈答品には適していません。
- 相手との関係性が浅い →「記念品」
- 商品が賞として使われる →「賞品」
- 協賛の立場が明確/目立たせたい →「御協賛」
名前(下段)は会社名でOK
のし紙の下段には、協賛元が分かるように会社名、または会社名+氏名を記載します。
たとえば以下のような表記が一般的です。
株式会社〇〇
営業部 山田太郎
そして、記載は縦書きが基本です。
なお、会社名のみでも丁寧な印象を与えるため、個人名の記載は必須ではありません。
ゴルフコンペ協賛品のしの書き方まとめ
今回は、ゴルフコンペ協賛品のしの書き方についてご紹介しました。
表書きには、「記念品」「賞品」「御協賛」などを、状況や関係性に応じて使い分けることが大切です。
- 控えめに贈りたいなら → 記念品
- 賞として提供するなら → 賞品
- 協賛を明確に示したいなら → 御協賛
下段には会社名や氏名を縦書きで記載し、誰からの協賛かが一目で伝わるようにしておくと丁寧です。
正しいのしの使い方を押さえることで、ビジネスの場でも信頼を損なわず、品のある対応ができるようになりますよ。
ちなみに、協賛品については、以下の2記事もあわせてチェックしてみてください▼




