取引先など社外の方とのゴルフ接待。
無事に終わったものの、
「お礼メールって、どんな内容で送ればいいのか分からない…。」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ゴルフ接待後に送るお礼メールのコツや例文を、立場別に分けてご紹介します。
迷ったときの参考として、ぜひお役立てください。
ゴルフ接待のお礼メール|書き方のコツ

メールの内容は、自分が接待した側か、接待された側かによって変わります。
それぞれのケースごとに、書き方のコツを解説します。
取引先をご招待した際
ビジネスの一環として、自分たちが主催して相手を招いたときは、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
そして、ちょっとした気づかいや振り返りを入れると、丁寧な印象になります。
- STEP1来てくれたことへのお礼を書く
例:ご多忙の中お越しいただき、ありがとうございました
- STEP2相手の体調や疲れを気づかう言葉を入れる
例:長時間のプレーでお疲れではありませんでしたか?
- STEP3当日の出来事や印象に残ったやりとりに軽く触れる
例:一緒に回れたことがうれしかった など
- STEP4最後に、今後のお付き合いにつながる言葉を入れる
例:またの機会を楽しみにしております
ゴルフ接待に招かれた際
相手から招いてもらった場合は、「誘ってもらったこと」への感謝を、丁寧に伝えることがポイントです。
相手の配慮や気づかいに触れると、感謝の気持ちがより伝わりやすくなります。
- STEP1招待してくれたことへのお礼を書く
例:貴重なお時間をいただき、ありがとうございました
- STEP2タ接待全体の気配りや雰囲気にふれる
例:お心遣いに感謝いたします、楽しく過ごせました など
- STEP3当日のやりとりを軽く振り返る
例:◯◯の話が印象的だった、楽しい時間でした など
- STEP4最後に、今後の関係性への前向きな姿勢を伝える
例:今後ともどうぞよろしくお願いいたします
ゴルフ接待後のお礼メールの例文

ここでは「招いた側」と「招かれた側」それぞれのケースに分けて、実際に使える例文をご紹介します。
取引先をご招待した際のゴルフ接待お礼メール例文
自社で取引先をゴルフにお招きした場合は、ご参加いただいたことへの感謝を丁寧に伝えることが大切です。
相手に配慮が伝わる、お礼メールの書き方の参考例をご紹介します。
件名:ゴルフご同席の御礼
○○株式会社
○○部 ○○様
いつも大変お世話になっております。
株式会社△△の□□です。
このたびはご多用のところ、弊社とのゴルフにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
長時間のプレーとなりましたが、その後お疲れなど出ておりませんでしょうか。
少しでもお楽しみいただけておりましたら幸いです。
当日は○○様とご一緒でき、さまざまなお話を伺うことができ、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
特に◯番ホールでのプレーは印象に残っており、社員一同の話題にもなっております。
またの機会にも、ぜひご一緒させていただければと存じます。
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
まずは略儀ながら、メールにて御礼申し上げます。
敬具
ゴルフ接待に招かれた際のお礼メール例文
相手に招待された立場では、感謝の気持ちを丁寧に伝えることがポイントです。
無理のない丁寧さで、好印象を与えるビジネスメールの一例をご紹介します。
件名:ゴルフご招待のお礼
○○株式会社
○○部 ○○様
平素より大変お世話になっております。
株式会社△△の□□でございます。
昨日はご多用のところ、ゴルフにお招きいただき誠にありがとうございました。
○○様のお心遣いのおかげで、終始和やかな雰囲気の中、貴重なひとときを過ごさせていただきました。
初めてご一緒するコースでしたが、○○様の丁寧なご助言により、緊張も和らぎ、大変ありがたく感じております。
また、プレー中にさまざまなお話を伺えたことは、今後の業務にも非常に参考になりました。
今後とも変わらぬご指導・ご厚誼のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
またご一緒できる機会を楽しみにしております。
まずは略儀ながら、メールにて御礼申し上げます。
敬具
ゴルフ接待のお礼メールに関するまとめ
ゴルフ接待後のお礼メールは、社外の相手に対して感謝と信頼を伝える大切なコミュニケーションです。
「招いた側」と「招かれた側」、どちら側も共通して大切なのは次の2つです。
- 感謝の気持ちをはっきり伝える
- 今後につながる一言を添える
ちょっとした言葉の工夫が、相手に「また一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるきっかけになります。
形式よりも、心のこもった一通を意識して送ることが、信頼関係を長く続けるコツです。


